O2観察記

何でも略せばいいってもんじゃねーぞ

週刊コテ界隈 11月30日号 (途中)

死に体のコテ界隈に未来はあるか?  

 死に体(しにたい)は、相撲用語で自力で回復不可能なほど姿勢のバランスが崩れた状態を指す。「体(たい)がない」「体(たい)が死んでいる」ともいう。

Wikipedia

最近ますます寒さが増している。世間はこの時節を初冬と呼ぶ。冬の初め、これからさらに冴えていくことだろう。しかし、世間は初冬だというのに、もうすでに猛烈な吹雪に見舞われている人々が居る。皆さんおなじみコテである。

すさまじい強風に吹っ飛ばされたコテは数知れず、足元がぐらつき宙に舞い上がりそうで気が気でないコテも居れば、冷たい地面に座り込んで談笑するコテも居る。後者はたぶんいくらか感覚が麻痺しているのだろう。顔色の悪さと会話の内容がそれを物語っている。バラックにしか見えない粗末な家屋の中では多くのコテがこれまた談笑している。会話が白熱していくにつれて、彼らは部屋で煌々と燃える石油ストーブの存在を忘れてしまった。中毒の危険に瀕しているが、どのみち換気できるような天候ではない。

大雪のち大雪

西高東低といえば冬型の気圧配置だが、現在のコテ界隈はもっぱらそれの日本海側にあたる。とんでもない寒気がとんでもない季節風に乗ってコテ界隈に続々と降り立っている、まさに目も当てられない現状。世間の名無しから同情を買える域には軽く達しているのではないだろうか。

確かに常日頃からコテ界隈の天候は悪い。むしろ晴れるほうが珍しいぐらいだ。しかしこの雪は尋常ではない。強風を伴うこの雪は、冒頭でも述べたが、コテを次々と吹き飛ばしている。そして「コテが吹っ飛ばされた」という事実に作用を受けた天候は、さらに悪化していく。なんでか。

「コテが吹っ飛ばされた」という事象、もとい界隈からコテが離れることはコテ界隈の減退に直結するし、コテ界隈に暗雲が立ち込めることと同義である。この暗雲は活動気力の低下、いわば気象病を引き起こすので、個人の書き込みの頻度は低下する。そして、しだいに縮小していくコテ界隈の規模に嫌気が差し、ついには界隈から離れていく。つまり、「コテが吹っ飛ばされ」ることの要因は「コテが吹っ飛ばされた」ことにあるのだ。

元凶は何だ

もちろん、一般的なコテ界隈においては、界隈から離れるコテも居れば入ってくるコテも居る。吹っ飛ぶコテより突っ込んで来るコテの方が多ければ、界隈が衰退することは無いだろうし*1、多くの場合より活性化するだろう。しかしこちらのコテ界隈の場合は突っ込んで来るコテが少ないので、当然著しく活性化することはない。そして前述した通りのいわゆる負のスパイラルに陥ったまま、界隈というものが無に帰すまで、延々それが繰り返されるだけ、ということになる。

では、その「負のスパイラル」が生じた元凶は何なのだろうか。

詳細は書け次第順次。

 

*1:コテの質の問題も取り沙汰されているが、そもそも質の高いコテが離れていく要因は(一身上の都合とかいうのを除けば)コテ界隈の衰退にあるだろう。コテにおける質と量の問題についてはまた別に。