メモ(ROMコテ傲慢定期)
ROM行為に価値を見出すこと自体はべつに止めるべきことではないとは思うが、問題は、その見出した価値がVIPコテ*1の存在価値と比較して見たとき、いったい何処に位置するのかというそれであって、
少なくとも上位に位置はしていないということは確かなんだけども、しかしその点、何か勘違いしているらしきコテが近ごろ散見されるようになってきたので、
勘違いの要因は一体何なのかということを以下で考察していきたい。
その1、高見の見物的なアレからくる優越感的なソレ
はじめに
ふつう、VIP板におけるコテスレには複数のコテが常駐*2していて、それらのコテが雑談やら何やらすることによってコテスレは伸びる。先に述べた「何やら」の部分にはもちろん、ちょっとしたいざこざや、それから少し発展したレスバトルなどが含まれるのだが、
そういう場合、当事者間の主張はきまって熱を帯びているし、スレに居合わせたコテ達も、その熱に影響されてヒートアップするので、コテスレは普段以上の伸び様を見せ、ついには1000にまで到達し、次スレが立ち……というような事態に至ることが、しばしばある。
こういうとき、異様なスレの伸び具合に興味を持ち、自分も歴史の目撃者ならぬ体験者*3になろうと、実際に書き込むことに精を出すコテが、一般的にVIPコテと呼称される存在である。*4
それに対して、異様なスレの伸び具合に興味を持つものの、スレへの書き込みは若干に留め、自スレにおいて粛々と、事の発端からその後の経緯などを纏め、そしてその事案に関して、皮肉やら揶揄やら諦観やらを含めた書き込みを成すコテが、一般的にROMコテと呼称される存在である。*5
すこし誇張して書いてしまったかもしれないが、つまるところ、何か騒動が起こった時にも、容易には動こう(書き込みをしよう)としないが、その騒動自体には興味を持ち、様々に批評するコテがROMコテということである。
そして、動こうとしない要因については、高みの見物をすることで優越感に浸りたいからだというものがおよそROMコテに共通のものとして挙げられる。
また、動ける余地がないから、つまりROMによる情報の纏めと批評を、騒動を体感することに優先して行い、かつこれに余念がないので、それ以外に成し得るようなことが必然的になくなってしまうから、だというものも要因として挙げられる。
以上のような(ROM)コテの場合は、あくまで騒動を体感*6することも可能である。
しかし、例外中の例外として、自ら、VIP板から半永久的に退くと宣言した後に、他板にスレを立て、そこにおいてROM行為を行うコテも存在する。そのようなコテの場合は、自らの宣言によって、騒動を実際に体感する機会すら与えられないので、単にROM行為を行うことしかできない。かわいそう。