O2観察記

何でも略せばいいってもんじゃねーぞ

メモ(いうほどキャラ総論か?)

はじめ

コテ各々が、掲示板上においては、現実における性格と、違った性格を保持しているだろうことは明白である。それは、実世界ならびに匿名世界の――二つの世界における、様々な異なる特質に影響されて、それぞれに確立されるものである。

さて、実世界において、時と場合に応じて、自らの性格――キャラを使い分ける、といった事例は、しばしば見受けられるものである。それは、ただ友人関係のみに代表されるものではなく、敬語の使用に際して、つまり目上の人間と接する際にも、見受けられるものでもあり、さらには目下の人間と接する際にも――である。

では、匿名世界の――その一部、掲示板におけるコテ界隈においては、どうだろうか?実世界と同様、キャラの使い分けという事例が、しばしば見受けられるものだろうか?

なか

一つのコテにおけるキャラの使い分け

たとえば、ゴッドブレスの場合。彼はゴッドブレスというコテの下で、様々なキャラを演じている。馴れ合い、煽り、自分語り、自分騙り……これらすべてはゴッドブレスの成せる業であるが、これらはあくまでゴッドブレスという一つのコテにおいて成されていることである。彼のコテ活動は、匿名世界の利点(弱点)を活かして――世間体に構わず行われているため、周囲から様々な面において――それは彼と同系統のコテに関しても同様であるが――憎まれることがある。*1

つまるところ、一つのコテにおけるキャラの使い分けの事例は存在する。しかし、このようにキャラを使い分けていると、前述の通りに、憎まれることが多々ある。

つまり、デメリットは多く――実世界のように、多数のメリットが少数のデメリットを上回っているからこそ(その総量を比較しての結果はともかく)、それが成されるわけではない。自分の知名度――コテにとっての生命線の確保、確立のために成されているわけであって、それを実践するコテは匿名世界の利点(弱点)を十分に認知しているものと言える。ただ、やはり、ゴッドブレス系統のコテハンは、第三者によって、彼自身を実世界に紐付けられるだろう可能性が甚だ高く、そして、もしそうなった場合の実世界におけるデメリットは*2、ゴッドブレス系統でないコテハンの場合と比べて、計り知れないものがあるだろう。

――ならば彼系統のコテハンにはならないほうが良いのか。しかしそれでは一気に知名度が上がることも、承認欲求が多く満たされることも無いし、第一、わざわざ特定の可能性を考慮していてはコテ活動なんてそもそも出来ないだろう――。

そこに、堂々現れてくるのが、複数のコテにおけるキャラの使い分け、である。

複数のコテにおけるキャラの使い分け

云々

 

 

*1:このようなコテ活動は、匿名世界においては仕方ないこととして受容される風潮が実際蔓延しているが、この是非についてはともかく。

*2:もちろん匿名世界もといコテ界隈でもデメリットは存在するだろうことになるが